こんな朝があっても良いかも!

日々の暮らし

 前日に左目の白内障の手術をした母を、 診察のために病院まで送っていきました。
受診のための病棟まで送り、私は階下にあるTULLY’S COFFEEで待つことにしました。


 注文したのは”本日のコーヒー&シナモンロール”
私は窓際の明るい席を選び、座りました。店員さんが注文したものをテーブルまで持ってきてくれる間に
席の前に飾られていた小さな絵本を手に取りました。
 題名は”ぼくの猫ちゃん” ストーリーもイラストも、とても素敵な絵本で心がほんわりしました。 
TULLY’S COFFEEへ行った際には是非、ご覧になってみてください。本当に心が癒されますよ。


そして絵本の外カバーの内側に『TULLY’S COFFEE JAPANでは経営理念の一つとして
“子供たちや青少年の成長を促すために夢や目標のお手伝いをする”』=絵本作家の発掘・支援をし
読者である子供たちへ夢や希望を届けたいという思いから“タリーズピクチャーブックアワード”という
プロジェクトを始めたと書いてありました。本当に感動しました!
 店内に入り、席に着こうとしたときは「どうして絵本がコーヒーショップに?」と思いましたが、
こんなに素晴らしい理由を知り、店内の雰囲気やコーヒー、シナモンロールだけではなく
TULLY’S COFFEE JAPANの思いにも心を温めていただきました。本当にありがとうございました!
 たまにはコーヒーショップで朝を過ごすのも、良いですね!
たまにはというより、クセになりそうなくらい幸せな朝を過ごせました。

 ふと思い返すと、今年の5月くらいに絵本展に行く機会があり、その時に思ったのは
絵本で心躍らされるのは子供だけじゃないということ。その絵本展には、思わず「懐かしい~」と
つぶやいてしまったり、読みながら プッと吹き出してしまう面白い絵本だったり、じ~んと感動させられる
絵本があったり・・。大人になると、仕事ややらなくてはいけない事に追われることが多くなり、
自分を癒す時間を持てている人ってなかなかいないんじゃないかと・・。
 そんな時に絵本をゆっくりめくり、その世界へ自分を連れていくことが出来れば、心の充電が出来るような
気がしたんですよね。そしてこう思ったんです。
 「絵本って、子供だけのものじゃないな…」って。

 そんなこんなしていると、母が診察を終え 私のところにやってきました。
「看護師さんに眼帯をとってもらったら、今までうっすらぼんやりとしていた視界が本当にクリアに
なった!」と感動していました。約10日後に右目の手術も受けるとのこと。
「そしたら、もっともっと視界がクリアになるねー」って二人で盛り上がっていました。
ちなみに私の母は、83歳。体はとっても小柄なのに、パワフルなお母さん。最近でこそ
「出かける先は病院ばかりでイヤになるわ~」と言っていますが、人を大切にする姿勢や
生き方には、勉強させられることばかりです。


 私は17歳の時に、父を病気で亡くしています。当時母は、48歳。今の私より若い!
その時から、姉・兄・私の3兄妹を小柄な体で育ててくれました。父が早く亡くなってしまったから
なおさら母の長生きを心から願うばかりです。 
 今までたくさん迷惑をかけてきた分、恩返しする時間をたくさん下さいね。
だから、まだまだ長生きしてね。大好きなお母さん!

 

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